動画制作に必要なものリスト
公開日: | 最終更新日: 2018/06/06 動画撮影入門
この記事では、動画を制作するために準備した方がよいもの・撮影スタイルによってはあると便利なものを、必要度が高い(と思われる)順に並べ、それぞれの内容などについてざっくり解説しています。
必要になる可能性があるものを列挙したので、すべてが皆にとって必要というわけではありません。ざっと読んでみて、自分に必要と感じられるものをピックアップしてみてください。
最初に一式そろえてしまうと「結局使わなかったな~」ということになるかもしれないので、一通り知っておいて、「そろそろアレ必要だな」と思ったタイミングで買うのがオススメです。
もくじ
動画制作の必需品[必要度 100%]
動画を撮影する道具: カメラ、スマホなど
動画を撮るには、(あたりまえですが) 動画を撮るための道具が必要です。
必ずしもビデオカメラである必要はありません。昔と違い、いまやスマホでも(主に写真用の)デジタルカメラでも動画撮影はできます。
まずは、持っているもので撮ってみましょう♪(持ってるカメラで動画が撮れるかも? 赤いボタンを探して撮ってみよう)
動画を撮れるツールを何も持っていない場合や、いま使っているものが物足りなく感じてきた場合は、新しいカメラを検討するといいでしょう。
一口に動画撮影といっても、撮りたい対象や撮るスタイルによって合うカメラが違ってくるので、何をどういう風に撮りたいか、イメージをあるていど明確にしてから選ぶことをオススメします。→ 動画撮影用カメラの選び方
動画撮影のために準備しておいた方がいいもの[必要度 80%]
さて次は、がっつり動画に取り組むなら準備しておきたいものについて。
必要かどうかは人によって違うと思うのでざっくり「必要度80%」にしてますが、わたしにとっては、ないと困る「必要度100%」のものたち。動画をはじめた最初のころに買い揃え、ずっと活用しています。
動画データの保存場所: 外付けハードディスクなど
動画はデータが大きいので、撮れば撮るほどパソコンやスマホの容量を食い、どんどん満タンになっていきます。そのため、あらかじめデータの保存場所となるモノを準備しておくと安心です。
パソコンをお持ちなら、外付けハードディスクの容量1TB(1テラバイト)以上のものがオススメ。
大容量のメモリーカード
容量を食うのはカメラ(の中のメモリーカード)でも同じこと。1日がっつり撮影するときなどには、その日のうちにデータが満タンになってしまうことも。
そのため、メモリーカードを大容量のものに替えておき、さらに予備も準備しておくと安心です。
対応しているメモリーカードはカメラによって違うので、お持ちのカメラのメモリの種類や対応する容量を確認した上で、できれば、16GB以上の大容量のものを入れておきましょう。
バッテリーの予備
動画は写真と比べてバッテリー消費も激しいので、がっつり撮影する日がありそうなら、予備のバッテリーも準備しておきたいところです。
バッテリーはカメラによって異なるので、対応するものをしっかり確認しましょう。
バッテリーの場合、急ぎだからお店でと思って電機屋さんに行っても「在庫がないので取り寄せになります。お渡しは1週間後に…」といったこともあるので、必要と思ったら早めに手配することをおすすめします。
あると安心、あると便利なもの[必要度 70%]
ざっくり「必要度 70%」、動画制作する人はできれば持っておきたいものを書き出しました。
予備のカメラ
いざ撮ろうとして「あれっ? 動かない・・・」といったトラブルが起こった場合に頼りになるのが、予備のカメラ。
スマホを持っている方はスマホを予備のカメラとして使えます。あらかじめ動画の撮り方をチェックしておきましょう。
わたしはスマホを持っていないので、1万円くらいの安いコンパクトデジカメを予備用に買いました。いいカメラと比べると画質や性能は落ちますが、小さくて軽いので緊急・予備用にぴったりです。
動画編集ソフトと機材(パソコン、スマホ等)
家族で鑑賞するための動画撮影であれば編集しないという手もありますが、公開する予定がある!とか身内でしか見ないけどこだわりたい!という場合には、動画編集ソフトが必要になります。
カメラで撮った動画は、原則、パソコン(やタブレット)に動画編集ソフトを入れて編集することになりますが、スマホで撮影した動画は、(パソコンに移動せず)スマホの動画編集ソフトで編集することも可能です。
編集ソフトとパソコンについては、それぞれ下記記事で詳しく説明しています。
多機能三脚
動画は撮影時にブレやすく、ブレるととても見づらいので、手持ちでないと撮れないシーン以外は、カメラを固定して撮るのが無難です。
立派な三脚をもっていればそれを使うのがいいですが、そうでない場合、軽くて持ち運びやすい、お手頃価格の多機能三脚を1つ持っておくと便利。
ミニ三脚の場合は、テーブルや机に乗せればほどよい高さで使えます。
積載重量(耐荷重)を確認し、持っているカメラ+レンズの重さに耐えられる、余裕があるものを選びましょう。
わたしが使っているのはコレ↓
撮影する対象や撮影スタイルによって必要になるかもしれないもの
ここでは、撮影スタイルや撮影する対象によっては必要になるかも?というものを挙げています。
スタビライザー
スタビライザーは、カメラの揺れ・ブレを軽減してくれる装置。
ビデオカメラ以外のカメラで歩きながら動画撮影する予定のある人は、スタビライザーがあると便利です。
グリップハンドル(ハンドルグリップ)
グリップハンドルは、カメラを持ちやすくしてくれる装置。
(広い意味ではこれもスタビライザーの一種と捉えるようですが、ここでは区別します。前項目の《狭義の》スタビライザーと違い、グリップハンドルには、動きを滑らかにする機能はありません。)
ビデオカメラ「以外の」カメラで動画を撮る場合、写真を撮る構えで動画を撮りつづけるとだんだん腕がプルプルしてくるし、動画を撮りながらカメラを動かすときなど滑らかに動かすことがなかなか難しかったりします。
グリップハンドルをつけて腕や肩の負担を軽減すると、思うようにコントロールされた動画を撮りやすくなります。
グリップハンドルには色んな形や大きさのものがあり、ざっくりいうと、大きいものの方がより安定感がある場合が多いと思います。
ただ、大きいものは、持ち運びが大変だったり、撮影時に広めのスペースが必要だったりとデメリットもあるので注意が必要。わたしの場合、大きいグリップハンドルを買って家で使う練習をしてみて「安定感はあるけど、観光地とかでコレ持って撮影してたらめっちゃ目立つよな..」ってことに気づき(←遅い)、結局そのグリップハンドルはお蔵入りに。
その後、小さいのを買って愛用しています。
小さいハンドルはさっと出してさっと装着してさっと撮影できるし、持ち運びも苦にならないし、お値段も手頃なものが多くて便利♪
わたしが愛用している小さいハンドルはコレ↓です。
グリップハンドルもスタビライザーも、まず、撮りたい場所や状況を思い浮かべ、そこで使っている様子や持ち運ぶ方法などを想像してみて、その状況で使えるもの・使いやすいものを選ぶのがよさそうです。
三脚
多機能三脚は前項で挙げましたが、撮りたい対象や状況、カメラ・レンズの重さによっては、ガッシリした(本格的な)三脚が必要になるかもしれません。
雲台(上下・左右のスムーズな動きをサポートする装置)、レベラー(水準器、水平をとるための装置) と一体になっているものと、脚部だけの三脚があります。
一脚
棒の下を地面につけ支えにして安定感を増したり、高い視点から撮ったりできます。三脚と比べると、コンパクトで軽く、動きやすいのがメリット。自立はしないので、自分でカメラを持ったり支えたりする必要があります。
外付けマイク・ワイヤレスマイク
動画に音声も必要で、カメラにマイクがついていなかったり内蔵マイクでは性能不足だなと感じる場合には、外付けマイクやワイヤレスマイクを活用しましょう。
その他、わたしはコレも買いました。
動画の撮影・投稿に関する本
動画制作に必要なもの・まとめ
動画制作に必要なもの、いかがでしたか?
色々挙げましたが、ポイントは「とりあえずカメラだけで始められるよ!」ってこと。もちろん、スマホやタブレットでもOK♪
「あのとき読んだアレ、そろそろ必要かも!」という感じで引き出しのひとつとして使っていただければ嬉しいです。
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